(株)松井組

重石 瑛梨奈さん(21歳)
 

 高齢化社会に役立ちたい

 
 竹田市の㈱松井組建築部に勤務する重石瑛梨奈さん(21)は、入社4年目。竹田市の竹田高校在学中は山岳部に所属し、卒業してすぐに同社へ就職した。
 「朝、会社で行うラジオ体操は、絶対に欠かせません」と若さ溢れて、やる気十分だ。現在、豊後大野市内で戸建て住宅の建設に関わっている。昨年は、改修工事が多かったようで「既存の建屋が変形していることで、サッシ扉のおさまり方法を大工さんに説明できなかった」と大変苦労したこともあったとか。
 一方で「10軒以上の戸建て住宅建設に従事してきたが、現場は一つ一つが違う環境。女性が少なく、女性しか気付かない点も多い。少しは役立っているかも」と、技術面以外でも散らかったごみの片付けなど進んで取り組んでいる。
 重石さんは、2018年3月「県ものづくりカレッジ」7期生を修了。県職業能力開発協会長賞を受賞した実績をもつ。今の目標を尋ねると「福祉住環境コーディネーター2級を取得したい」と答え、高齢化社会に役立つ仕事をしたい強い思いがあり勉強中だ。
 職場については「会社は大変元気がよく明るい環境。しかし、女性技術者がもっと入職してほしいかな」と素直な気持ちを述べた。将来の女性技術者たちへは、「この業界は男性が多い仕事。まずはやる気が一番。働く環境も年々変化しているので、多くの女性が活躍できるように頑張りましょう」と参加を呼びかけた。
 現場上司の佐藤元幸取締役(59)は「娘のような存在で、現場でも大切にしている。将来、結婚しても、松井組で仕事を続けてほしい。応援しています」と重石さんにメッセージを送った。